真・三国無双2 PS2 H15.7.6

 陸遜さんかっけぇー!!!ほれたぜ!
 ……は、おいといて。兄から貰ったこのゲーム、なかなかに楽しいです。
 っていうか気が付くと止まらなくなっている。おそるべし。
 丁度これを貰った頃(四月)、漫画の三国志を読んでいたのですが(奇遇!)
 おかげでストーリー的な面も理解しやすかったし。
 キャラクターへの理解度も高くなりました。
 
 んで、緑華三国志というと呉が好きなのですが(某小説の影響)
 一応、周瑜が好きだったのですが、なんかいまいちだったんですよ。
 例の小説にはまってたときはかっこいいと思ってたけど冷めるといまいち。
 そしてその小説も冷めるの早かったしね。とりあえず聞かれたらそう答えるけど、みたいな。
 んでもね、今回漫画とこれのおかげで、本当に三国志が好きになれた気がするんですよ。
 ゲーム中ムービーに出てきた陸孫さんちょっとかっこいいなーって思って。
 漫画読んでもかっこよくて(顔じゃなし)惚れましたね!!
 呉も漫画の中でなんか扱い悪くて惚れました(なんでだ!)
 
 ところでゲームの話(やっと本題か)
 これ、戦場で一人の武将となって有象無象の敵をばったばったとなぎ倒すゲームですが
 結構これが楽しい!
 数十の一般兵を一人でなぎ倒す! これが楽しくなくて、なんなのでしょうか!!
 だけどその中に名のある武将が一人でいるとこっちがやられます。
 二人もいるなら命からがらです。
 それでもそんなピンチの時、何とか敵を倒して、
 (おそらく体力がぎりぎりなので)回復できたときの安堵!
 しかし! 強い武将を倒してふらふらなときに、ザコ(主に弓兵)にやられるむかつき!
   こっちが絶好調で敵を倒していても本隊がやられて、ゲームオーバーになったときの腹立たしさ!
 非常にストレスがたまります。
 しかもやり直しても同じ結末が待ってるんだ。
 ま、でもレベル稼ぎもできるので、強くなってからやり直すと余裕でクリアできたりするのですが。
 レベル稼ぎ用のステージでゲームオーバーになったりね。ふふっ。←お前が下手なだけ。
 
 キャラについては三国志なので語るまでもありませんが
 個人的には陸孫さん(野島健児さん)がかっこいい(もうわかってるよ、さっきからうるさいよ)
 他にも甘寧(三浦祥朗さん)や呂蒙(堀之紀さん)もなかなか。って呉軍ばっかだ。
 そうだなー。他には趙雲(小野坂昌也さん)とか、そうそう貂蝉(小松里賀さん)もかわいい。
 最初に使ったのが孫尚香(宇和川恵美さん)だったので彼女にも愛着ありますね。使いやすかったし。
 
 とまあ結構オススメかな。
 片手間にやろうとして本気になっちゃうゲームです。
 とはいえ今は3が出てるので2なんか目じゃないんだろうなぁ。

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  スターオーシャン Till the End of Time PS2 H15.12.20

  ん〜。前評判悪かったんだよね。
 兄に借りたのですが、兄が結構悪く言ってて。
 さらに借り物なので急ぎのプレイ(とか言いつつ真ん中くらいでリセット)
 兄が悪く言ってたのがグラフィック。
 緑華はそんなにグラフィックにこだわる方じゃありませんが、まぁ確かに。
 アンバランスなんですよね。戦艦とかすごくきれいなのにキャラがサー。
 いや別にこだわらないから良いんだけど。髪の毛(ロング)が肩から浮いてるのは何とかならなかったのかなー。
 あと手にモノを持ってるとき、手とものが接触してないのも。
 何というか微妙な違和感。
 ま、そういうモノだと割り切ってプレイすれば良いのかもしれないですが。
  話としては、幼なじみと家族でバカンスを楽しんでいたところに突然の襲撃。
 逃げているうちに周囲とはぐれ、一人未開惑星に不時着。
 そこに「お前を迎えに来た」とかのたまう謎の青年(と言うにはやや年齢が高いか、まぁ見かけは)
 その後さらに襲撃を受け、また別の未開惑星に不時着するんですけど。
 そしたらそこは戦争中で、スパイと間違えられたり、いろいろな目に。そしてフェイトの謎とは!? みたいな。
  今回キャラは好悪別れました。
 こんなに好き嫌い激しかったのって珍しいです。(以下アルベルファンは読まないでください。やばい)
 外見が悪いって損だよね、アルベル(でもファンは多いらしい。あれ、かっこいいんでしょうか。……すみません)
 アルベル、ホントダメなんですよ。
 見てるだけで眉間にしわがよりそうな感じです。
 あの髪が揺れてるのだけで、イヤ(でもミラージュさんの場合はときめき)
 性格が好きか嫌いかを見極める前に、それでもうダメでした。
 でも、緑華が画面に向かってつっこむと、アルベルさんは同じつっこみをしてくれます。
 結構気は合うのかもしれない。イラストだけなら良い感じかもね。シッポ(髪)はイヤだけど。
 あとソフィアもダメでした。ヒロインなのに……。
 参入イベントで没。フェイトの発言であっという間に意見をひっくり返したからさ。
 でもそれだけならまだ良かったんだ。決定的だったのは戦闘です。
 ソフィアに回復に専念しとけ、と言っておきバトル。
 仲間が戦闘不能。ソフィアを見ると、呪文詠唱に入り出した!
 よし、ナイス。オレは敵に妨害されないようにしとくよ。
 「ファイヤーボール!」(攻撃呪文) ……は?
 どういうこったい。イヤ今のは倒れる前からの詠唱だったのかも。
 それなら仕方ないと、再び詠唱のフォロー。だんだん自分のHPもやばくなってくる。
 「アースグレイブ!」(攻撃呪文) ……いい加減にしとけよ!
 とまぁ、そんな感じで。嫌いになったのも無理はないかと。
 体力何割以下になったら回復、とか設定できると良いのに。
 逆に好きだったのはネルさん!クールでかっこいいです! んでかわいい。
 さらに強い。もう文句なし。一緒にいる時間も長いしね。
 マリアも結構好きだね。りりしくて。まぁネルさんには負けるのですが。
 フェイトは成長したなぁと思えるキャラ。
 最初はむかつくキャラでしたが、中盤あたりからしっかりしてきた感じ。
 スフレは動きがかわいい。ロジャーはシッポがかわいい。性格もなかなか。
  とまぁ、キャラはそんなトコで(クリフは無視かい)次は戦闘について。
 難しくなったけど、うん、面白いんじゃないかな。
 特に後半消費MP(HP)が気にならなくなってくるのでGutsがあって良かったと思う。
 MP0で死ぬのは……まぁどっちでも良いかな。(でも再生の紋章[MP自動回復]常に装備したよ)
 ただ……敵は強かった。もちろん弱い敵もいるけどさ。
 その辺うろうろしてるザコが目茶強かったり。知らないでぶつかって(エンカウント制)泣く思いをしたり。
 相変わらずレベル稼ぎは楽しいですが。
 でもレベルMaxにしてから次の技に取りかかろうとするので、見られなかった技いっぱいあるんだけどサ。
 ネルさんの黒鷹旋は最強ですよ。
  ……そんな感じでした。終!

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 すべてのものをひとつの夜が待つ 光文社/篠田真由美 H17.10.2

 ジャンルはゴシック・ロマンス。
 と、いわれてもゴシック・ロマンスがどんなんのか私はよくわかってないのですが。
 ミステリ、ホラー、伝奇、冒険、恋愛などが含まれた物語らしいですが、うん。言われてみればそんな感じ。

主人公の佐伯杜夫は一つ下の従兄弟で幼なじみの草薙冬樹にパシリのように扱われていた。
不快に思うことがないわけではないものの、長いつきあいで流されるままそれを受け入れていた杜夫に、冬樹がまたもわがままを持ちかけてきた。
曰く、冬樹はある富豪の老人の遺産相続候補に選ばれ、後継者を選ぶための試験を受けに行くのでついてこいと言うのだ。
いやな予感を感じ一度は断るものの、結局流される杜夫。
たどり着いたのは本州南東の半島沖の小島に建つ巨大な西洋館。
その館にあるというダイヤを探し出すことが後継者の条件だった。
10日間という試験の間外部との連絡が絶たれ、5人の候補とそのパートナー、10人の男女の宝探しが行われる。
そこここにある謎。それを感じつつ館の探索をしていくうちに起きたのは候補者の一人の首吊りだった……
 
 館もので、遺産相続で、外部との連絡とれなくて……というとなんだか重厚な感じですが、語り手の杜夫は大学2年と若いので、そこまで重苦しい感じはないかもです。
 杜夫以外の人物もみんな若いので、読んでて親しみやすい感は強かったです。
 杜夫と冬樹。そして須藤正午と榊原駿の高校生コンビが良い感じでした。
 冬樹なんか、最初はむかついて仕方がありませんでしたが、後半どんどんかわいくなっていって。
 なんだ、杜夫のこと大好きなんじゃん。みたいな。
 正午と駿も性格は正反対だけれども、すごく互いを大切にしていて。
 最初の会話を読んだ時点で、この2人、絶対ツボだと確信しましたね。
 この人間関係の良さはさすがは篠田さんと言ったところでしょうか。

 ……でも。ここまで読んで、なんだほのぼの系の話なのねと思ったら大間違いです。
 人、死ぬし。いっぱい死ぬし。
 メインは11人くらいしかいないのに、半数以上が死にます。
 がしがし人が死んでいく様に、なきそうになりました。
 そして。ネタバレのため、名前は出せない某人物が死んだ時。本気で泣きました。
 なんでか知らん。あいつだけは死なないと思ってた。最後まで生き延びると思ってた。
 また、その描写が。
 後もう一人も、死ぬってわかってたけど、気付いてたけど。でも……ああ、もぅ。
 後で読み返して、伏線に、ここか、ここがそうなのかー。ううー、と。
 犯人当てや、その他謎に関しては易しめ。
 でもなんか、後半の怒濤の展開が。つーか、アイツが死んだのが! (しつこい)
 エンディングは決してバッドではないものの、ハッピーとも言い切れません。
 なんていうか、人、死にすぎたから。
 後味が悪いと言うほどではないですが、アイツが死んだことによる衝撃がさめなかったので(本当にしつこい)なんとなく胸にシンと冷たい空気が残ってる感じ。
 でも、面白かったと言うことははっきり言えます。
 確かに、そんな展開ないよ! と思いはしましたが、それだけインパクトも強くなったわけだし。
 人がいっぱい死んでも大丈夫な方にはお勧めです。

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  聖剣伝説LEGEND OF MANA PS H14.1.13

 聖剣は2が好きでした……。物心ついたときにやってたのが2。
 2のおかげでゲームにはまったって言っても過言じゃないです。
 たぶん本当に当時聖剣2をプレイしてなかったら、こんなゲーマーにはならなかった。
 んで、レジェマナ。(ちなみに聖剣は1やってないです。2と3とこれ)
 懐かしくて嬉しいのが武器を自由に選べること!
 ちなみに私は鞭とブーメランがラブだったのですが……ないじゃん!
 片手剣も使いやすくて好きだったから良いけど。
 でも今愛用しているのは槍。槍は好きな武器だけど使いにくいと思ってたけどなれると楽。
 とか言いつついっぱいスカしてるのですがね。必殺技が当たるのって7回に一度くらい。
 構えてる間に敵がどっか行っちゃうのです。気絶させればすむ話ですけど。
 やっぱり聖剣の楽しいトコって言ったら私は戦闘なので。
 無駄にジャンプとかして喜んでます。
 ボス戦はむこうが構えたらひたすら画面の恥に逃げてしゃがんでるし(笑)
 その隙に仲間は死んでくし。回復するとまた戦い出したり。卑怯の連続。
 でも楽しい。死んでもバトル前からやり直せる辺りは最高です。
 あとマップもいい。暖かい感じの雰囲気ももちろんだけどランドメイクシステム。
 最初はすごくどうでもいいと思ってたんだけどなんかだんだん愛着がわいてきて。
 マップ見ながら魔法都市はどこおこっかなぁとか考えるのは楽しい。
 隣に奈落あるのは危ない?とか。意外とはまる。
 フリーシナリオで何も考えなくてもいいのも楽だし。
 家の前にあるポストの存在で、外の世界を思い出し、じゃあ、行ってくるか、と。
 好きなイベントを好きなだけ、好きな順番にプレイ。全体的にほのぼのムードかな。
 そしてキャラはサボテン君でしょう!彼は最高です。のほほんとしてて可愛い!
 「精霊の光」の日記で”そこがいいかんじかも”なんて書いてあってさー。
 こう、ときめきましたね!いろんな意味で。
 にこにこしながらサボテン君に話しかけてる主人公とか。
 それでサボテン君はちょっと呆れつつしょうがない奴だとか思ってたり。
 全部想像だけど!でも……ときめくのです!
 実はまだクリアしていないのでまだわからないところも多いのですけどね。
 優しくて良いゲームです。

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  ゼノサーガ episode1 力への意志 PS2 H16.7.26

 RPG上級者向けのゲームかな?
 ストーリーが難しく、戦闘も厳しいものが多かったり。
 舞台は人類が地球圏を放棄して4000年後の未来。
 謎の怪物グノーシスの出現により、人類は危機に陥っている。
 主人公シオンは対グノーシス用戦闘アンドロイドKOS−MOSの技師として
 惑星消失事件の調査隊の護衛艦に配属中、グノーシスの襲撃にあう。
 艦隊は壊滅したが、自律起動したKOS−MOSの力により脱出に成功。
 民間の貨客船エルザに拾われる。
 そこで出会う、不思議な少年ケイオス。
 そして体内の資料のため狙われているレアリエン“モモ”とその護衛ジギー。
 さらには財団の代表理事である少年Jr.等にも出会い、モモを狙うU−TIC機関との戦いに巻き込まれていく。
 んで、それぞれみんな過去にいろいろありそうだったり、謎の少女ネピリムの存在とか。
 話が深く、ややこしいです。
 専用要語がいっぱい出てくるため、会話の理解も難しかったり(メニュー内に用語の解説は有)
 とはいえ、この手のわかりにくさは、入りにくいけど入っちゃえば面白いものだったり。
 1,2時間プレイしてみて面白いと思えるかどうかが勝負の分かれ目なんじゃないかな。
 そしてムービーが売りなだけあって長いです。多いです。要所要所どころでなくムービー。
 映像はなかなかにきれいで音楽もいい。ただ、ゲーム自体を楽しみたい人にはちょっと多すぎるかも。
 下手したらゲームやってる時間よりムービーのが長いかもしれません。
 そう、ゲーム自体は結構短めなんです。その辺も好みが分かれるところでしょうか。
 逆にムービーとか大好きな人には、ご満悦できる一品じゃないかと。
 映画とか見てる気分でプレイすればなかなか楽しいです。
 個人的には辛い戦闘の中の癒しの要素って感じでした。
 戦闘は難しめ。システムは楽しいのですが、敵が強い。特にボス。
 まぁ、レベル稼ぎはしやすいようになってるので、バランスはとれてるのかな。
 戦闘苦手、レベル稼ぎ嫌いな人には辛いかも(でもそういう人はRPG向きでは無いと思うかも)
 キャラクターの成長にかなりの自由度があって、そこは非常に楽しいです。
 3種類のポイントで個々の能力やら必殺技の向上、エーテル技の獲得、スキル獲得。
 それぞれの特長を生かした成長をさせることができます。
 獲得できるスキルの種類も豊富だし、戦略に応じていろいろ変えられるのが良いですね。
 ミニゲームはあまり良いと思えるのが少ないですが(うまくゲーム内に組み込めていない感じ)
 唯一最高に良かったのがメール。これは面白かった。
 ミニゲームというか普通にメールのやりとりをするんですけど、連鎖的なイベントがあったり
 ハッカーの気分を味わえたり、楽しいです。
 返信内容の選択でその後の展開が変わったりするので慎重になります。
 キャラクターも魅力的です。一部狙いすぎ感がある人もいますが(笑)
 (モモの変身は恥ずかしすぎる。ロッドの変さはちょっとウケる)
 でも、それでもかわいいと思えてるんだから踊らされているのでしょう、たぶん。

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  ゼノサーガ episode2 善悪の彼岸 PS2 H16.10.10

 当然ながら↑のepisode1の続きです。
 普通のRPGの続きだとそれだけでプレイできたりするんですけど……
 ゼノサーガは多分無理。
 確実にストーリーが理解できないと思われます。ご注意!!
 と言うわけで、1やったけど2やるのは悩み中という人は参考にしてみて下さい。
 ストーリーはまんま1の続きです。
 ただ、最初は過去の話、14年前のミルチアから始まりますが。
 前回はシオンとJr.が2人主人公だと思っていましたが、今回は確実にJr.が主人公です。
 Jr.とアルベド、この2人を中心に最初から最後まで話が進んでいきます。
 過去に何があったのか。そしてこれからどうするのか。
 その代わり、アルベドに関するエピソードは完結した……え? してない? どっち!?
 したようにも見えますが、微妙に伏線張ってあったり。なんとも言えず。
 ま、確実に一段落はついてますけどね。
 要語のわかりにくさは相変わらず。1の用語は解説なしでバンバン出てきますし
 今回は用語の解説は存在しません。
 ただ、ロード時にあらすじが付くようになりました。
 でもこれはプレイに間が空いた時には役立つけど、ストーリーの理解にはそれほど……
  戦闘システムは新しくなりましたが、個人的には前回の方が良かったかな。
 ボタンによって違う箇所を攻撃し弱点を狙うって言うのは面白かったけど、
 その攻撃内容に変化がないのはちょっと……
 でもこれは好き嫌いの問題なのかなぁ。
 弱点攻撃(zone)に重点を置いた戦闘システムなので仕方ないのかも。
 そしてこのzoneに重点置かれているので、このシステムを理解しなければボスも倒せません。
 それくらい重視されてます。
 それほど難しい訳ではないですが、やっぱり最初は慣れないですし。
 説明書は読まずに力業で敵を倒しちゃう人にはお勧めできないかなぁ。
 (力業で倒そうとして痛い目見たらしい)
  今回キャラ成長はスキルのみに絞られ、エーテルもスキルにまとめられました。
 なのでキャラの個性は出しにくくなったかな。
 このキャラだけの必殺技!ってのは、ほとんどなくなってしまいました。
 ただ、代わりに合体技というものができまして、これは良い感じ。
 喋るし派手だし。見ていて恥ずかしくなるエフェクトもあるけど(水着でデュオスペルレイはちょっと……)
 ただ、確実に2人そろわなければ使えないので、パーティ選択が悩みどころになってきます。
 戦闘中にメンバー入れ替えもできるようになったので、技使って即チェンジも可能ですが……
  E.S.(ロボット)に関しては非常に良くなりました。
 乗らなきゃ進めないダンジョン。エネルギーチャージと必殺技。
 戦闘中の立ち位置も、敵が斜め横とかにいたりして良い感じ。
 E.S.関連には、文句はほぼ思いつきませんね!
  ミニゲームは今回、G2キャンペーンというものにまとめられたのですが、これも面白いです。
 人々に話を聞いて、それぞれの悩みを解決するというものですが、解決方法がミニゲーム(じゃないのもありますが)
 かなりの種類があって(30以上!)それぞれ楽しいものが多いですし、
 悩み解決という点も、サブストーリーというか、ドラマがあったりして楽しいです。
 解決すると毎回うーくんからメールももらえますしね!
  あとはーグラフィックですか。
 ものすごーくレベルアップしました。
 町もダンジョンもかなり細かいところまで、きちんとつくってあります。すごく綺麗。
 キャラクターも非常にリアルになって……正直、かわいくない。
 これは個人的意見ですが、ゲームキャラはデフォルメだからかわいいんですよ。
   最近リアルキャラのゲーム(FFとかさー、リアルになってきてるよね)も増えてますけど、個人的にはデフォルメの方が好き。
 しかも、リアル系はなぜか大人っぽくなってるんですよね。
 よって、ロリショタのモモとJr.は、あんまりロリショタではなくなりました。
 あと、コスモスのコスチュームは個人的に1の方が好き。
 ケイオスの触覚がなぜかなくなっているし……(すごく違和感だったんですけど)
 はっきり良くなったのはシオンさんくらいかなぁ。
 いや、ホント建物とかはすごーく良くなったんですけど。
 でも、リアルキャラが好きな人は、文句なしに良くなったと感じるんじゃないかな。
 そんなトコです。
 
 しかし、こう感覚空けて発売されると話の内容忘れると思う……

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  ダーククロニクル PS2 H15.11.9

 久々に素直に楽しい思える大当たり!
 欠点が無いわけじゃないとは思うんだけど、はまりすぎてるせいかそれも長所に感じる始末。
 やりこみ要素が多いんだよね。だからかなぁ。
 あとアクションRPGだし。アクションRPG好きなんだ。
 まぁ、アクション率はそれほどでもないんだけど。(キングダムハーツあたりに比べればね)
 システム面での「ダーククラウド」の続編らしいけど緑華はやったことなし。
 でもちょっと気になって来ちゃったぐらいです。
 お話としては、閉ざされた町の少年ユリスは、母を捜すため外の世界に出かけます。
 そこで知った、世界に起きているとんでもない事件。
 そして未来から来た少女モニカとともに世界を救う旅へ。きっとその先に母もいる!と言う感じ。
 1話ごとに構成されているんですが、各話に泣き所有り(笑)
 べたな展開であり、ある意味つっこみどころ満載なのにも関わらず、
 毎回、いい話だ……と涙を流すのは(イヤ、マジで。潤むぐらいだけど)もはやこのゲームにのめり込んでいるから、としか。
 ミニゲーム(?)が楽しいのですが、それもジオラマ・写真・発明・つり・魚レース・スフィーダ(ゴルフ)と種類が豊富。
  ジオラマはゲームの重要部分でもあるのですが、これが楽しい。
 与えられた土地に建物等を建てていくのですが土地ごとに特色があって面白い。
 またある程度課題があってそれをクリアしなきゃいけないのですが
 これがなかなか難しく悩まされます。
 木をどこに植えるか、川をどうやって配置するか、気が付くと真剣に悩んでる自分がいます。
 各種パーツも豊富でゲームの進行によって増えていくのですが、ちょっとずつ増えていくのがうれしくてしょうがない感じです。
 緑華は川に囲まれたのどかな村や、階段の多い石造りの町などを作成。
 自分で作るのも楽しいけど、例えば他の人はどんな風に作ってるんだろうと気になるところでもあります。
  そして写真・発明。
 これはカメラで町やダンジョンのあちこちを撮り、撮った写真をもとに発明をするというモノ。
 タルや木箱、噴水などの写真からアイディアを得ていくというわけです。
 この写真がすごいのですが、撮った写真にいちいちタイトル(?)がつくんです。
 まぁ、タルを撮れば「タル」とかそういう感じなんですけど。
 でも、これの区分けが細かくて。
 ちょっと角度を変えただけで違うモノになったり。
 また、戦闘中にも写真がとれそれはスクープ写真となったりします。
 オレはジャーナリストだー!!とか叫び、ぼこぼこ殴られながら写真を撮るわけです。
 生命の危険と隣り合わせ、燃えますよ。
  つりは最初やり方がわかっておらず、つまんないなーとか思ってたのですが
 いや、はまると楽しい。大会もあるし、捕った魚を鍛えて魚レースにも出せるのです。
 魚やエサの種類は豊富だし釣り竿にもレベルがあり、レベルを上げた竿で大物を釣るのは楽しくてしょうがない。
 レースも燃えるところで、スピードやスタミナなどの能力を各種エサで上げてみたり
 自分の水槽で模擬バトル(?)をさせ強くしていったり(やりすぎて死んだり……)
 レースも4段階のレベルがあるので、高見を目指すと大変なことに。
  スフィーダはゴルフの様なモノなんですが、スピンを掛ける方向まで調整できて細かい!
 場所によってボールの跳ね具合も違ったりするし奥が深いです。
  武器やなんかもいちいちグラフィックが違っていて服装も選べます。
 ひどいときには冷凍マグロで戦ってたりとか(笑)
 武器はビルドアップ(クラスチェンジ?)して強くしていくのですが
 そのたびに姿が変わるのでどきどきモノ
 もちろん洋服も何パターンから有り(頭、体、足の3パーツ組み合わせ!)
 コーディネートもなかなか燃えます。
 ただそのコーディネートなのですが普通に買える服とそうでないモノがあって
 そうでないモノは各ダンジョンに課せられた課題をクリアするともらえる、メダルと交換するのですが
 その課題が辛い。殲滅リミットや倒す武器の指定、ミニゲームなんですけど
 殲滅リミットはレベルを稼いでから挑戦すれば問題ないんですが、倒す武器とミニゲームが結構きつい。
 普通の武器で倒すのは問題ないのですが、モンスター変身というのがありまして、これがめっちゃ弱い。
 あり得ないほどの弱さ。lv30まであげても未だに1つもクリアできず。
 ミニゲームも挑戦するのにいちいち敵を全部倒さなきゃいけないのがめんどい。
 つりは良いのですがスフィーダは失敗すると敵殲滅からやり直しなんです。きつい。苦手だし。
 なのに、1つの服(というかパーツ)と交換するのにメダル50枚とか必要なんですよ。多すぎだって、マジで。
 これと、モンスター変身のレベルが、めちゃくちゃあげにくいことを除けば、文句は全然無いんですけどね。
 でも、良いトコの方が多いのでもう、すっごくオススメです!
 
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  テイルズ オブ シンフォニア PS2 H17.1.2

 親切設計RPG。
 システムはわかりやすく、初心者にも優しいと思われます。
 プレイして最初に感動したのが○ボタンのガイドがでてたこと。
 「話す」とか「調べる」、「ジャンプ」等、場所に応じて表示されます。
 わかりやすい!! 最近のってみんなこうなんでしょうか。
 ちょっと前やったゲームとは大違いです。さすが大御所。人気シリーズ。
 このソフト特有のシステムも、いちいち説明が入るし(もちろんスキップも可)その説明をいつでも見直すことができます。
 説明書がなくても大丈夫なんじゃないかな。
 それほど複雑じゃなくて、でもいろいろ考えてある感じ。良いです。
  それでは恒例のあらすじ。
 
  ディザイアンという組織が人々を苦しめ、マナも枯渇し、衰退しつつある世界、シルヴァラント。
 伝説によると、世界を救う為には、再生の神子が封印を解放し、女神を目覚めさせなければならない。
 信託を受けた神子コレットは旅立ち、同時に村を追放されたコレットの幼なじみロイドとジーニアスも神子を追って旅立つ。
 世界を再生する希望であるはずの神子なのに、なぜか刺客から狙われたり、封印を解放するたび謎の病に苦しむコレット。
 はたして世界再生とはなんなのか。
 
 と言う感じでしょうか。あらすじコマンドでいつでも内容を確認できるので、忘れたり次の場所に迷うことはなし。
 ストーリーはなかなかのもの。壮大だし、コレットの病とか、感動させてくれる名シーンも盛りだくさん。
 ただ……、いまいち押しが弱い気もするかな。
 今のシーンもう一歩掘り下げたら、感動だよ! というのが多かった。
 現状でもいいのだけれども、ちょっとあっさりしすぎというか。
 でも、掘り下げるとグロかったりするのかも。
 話的には、結構ヘビィなことを扱っているのですが、ゲーム自体は大人から子どもまでプレイする物なので、ソフトな表現にしているのだろうと思います。
 緑華は大人でどろどろの人間関係とか大好きな人なので、少々物足りなく思ってしまったと。
 重い話をさわやかに扱ってるというのかな。不満と言うほどではないのかも。
 また、ファンタジアと微妙にリンクしているのでファンには嬉しいです。
 要語とかだけなので、わからない人も問題ありません。
 ただ知っている人は、あれがああなるのかーとか言ってニヤリ。

  システムは前述の通り簡単。わかりやすい。
 戦闘も新しくなっていましたが、横スクロールよりリアルで、だけれどもアクションRPGみたいな物よりは簡単。
 360度の横スクロール、みたいな(なんだそれは)
 テイルズらしさを残しつつの進化、と言ったところだと思います。
 協力技や、特定条件下の隠し技などがあったりするのも良し!
  今回新しいシステムで、絶賛したのが好感度システム!
 各キャラに好感度があり、それによってストーリーやイベントが変化します。
 ぶっちゃけ、ヒロインのチェンジも可能だよ!
 (もちろんメインの流れは変わらないけどね)
 メインキャラは9人、仲間にできる最大人数は8人。
 実は、2人のうちどちらを取るか選べる、というか選ばなきゃいけなかったり。
 もちろん2人ともストーリーには大いにからんでて、どちらを取るかで話も微妙に変わります。
 片方を取るととんでもないことになったりもします。

  キャラはそれぞれ何かを背負っていて、みんな魅力的。
 今回、本当にハズレがないです。
 でも特に好きなのはジーニアス! そしてクラトス。女の子ならプレセアが一押し! リフィル先生も良し。(特に多すぎ)
 ジーニアスはロイドの親友でイセリア村の天才魔術師。12歳。自信家で生意気だけど、素直でロイドによく懐いています。
 生意気でひねてる少年が、緑華の好みだったんですけど、ジニと出会って素直万歳って感じです。
 「ボク、ロイドにずっとついてくからね」「だからロイドって大好きだよ!」とか。おいしい。
 クラトスはコレットの護衛に雇われた旅の傭兵。
 物語的にも、重要な人物。クールで寡黙なタイプなんですが、なんかかわいい気がします。
 あまり語るとネタばれになるので語れないのが残念ですが。
 プレセアは心を失った少女。ようやく自分を取り戻しては見たものの、世界から孤立してしまっていたり。
 たんたんと話すのですが、それがまたいいんだ。大好きです。
 リフィル先生はジーニアスの姉で村の教師。知的な淑女。その知識を買われてコレットに同行します。
 知的な淑女ともう一つの側面を持っていてそのギャップが最高。
 ゼロスも好きだしリーガルも……と、語ると長くなるのでやめますが、本当にみんな魅力的。
 ここまで全員愛せるのも珍しい。いつも一人くらいアウトオブ眼中な人がいるものなんですけどね。

  あと、称号によってレベルアップ時にボーナスがついたり、衣装が替わったりします。
 戦闘やフィールドだけでなくイベントまで!
 着ぐるみで感動シーンをやられた時は、思わず別の意味で泣けてきましたが。
 でも、衣装が変えられるのって大好きなんですよ!
 かわいい衣装がいっぱいです。水着から礼服まで。特にジーニアスはハズレなし!(愛のせいかもしれないけど)

 技に熟練度があったりして、レベル稼ぎが楽しいし(レベル稼ぎ大好きな人)サブイベントも多くて総合評価高いです。
 スキット(テイルズの特徴である仲間との会話システム)は、今回やや物足りなかったかな。
 代わりにメインの方で、高好感度キャラの出番が増えているので、満足と言えば満足です。
 緑華にしては珍しくクリア後そのまま2週目に突入し、そして飽きずにクリアしたRPGです。
 (2週目にはgrade【戦闘評価。戦闘終了後にポイントがもらえる】によって様々な特典が付いたりします)


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  時の竜と水の指輪(前編)(後編) <コバルト文庫・樹川さとみ 著> H17.4.29

 ラストはハッピーエンドですが、切なさあふれるラブストーリーです。
 ……ラブ。
 ううう、なんてこっぱずかしい響きなんだ!
 すいません、ラブ苦手なんですが。
 いわゆる少女系とかにある、あこがれの先輩とか、素敵な先生とか、幼なじみとか。
 見てられない。恥ずかしくて。
 恋愛要素の入ってる話は好きなんですけどね。
 ラブを主題として扱われると……。
 でも、この話は好きです。あんまりラブがメインーって感じではなかったからでしょうか。

  代々続いた薬師の称号を引き継ぐため、男と偽って森の奥で暮らしていたアイリ。
  ある日彼女の元に騎士ク・オルティスが現れる。大怪我をした彼の従者を救うため、薬師を必要としたのだ。
  従者の治療のため、騎士の家にとどまっているうちに、次第に彼に引かれていくアイリ。
  しかし彼女は彼にとって“少年”であり……

 という感じの話。
 アイリはとってもけなげで一途な少女。
 ク・オルティス様はにぶ男。
 さらにアイリには次から次へと問題が降りかかるのです。まさに悲劇のヒロイン。
 読んでいる間は、受難のやまないアイリにハラハラドキドキものなのですが、作品全体の雰囲気はそれほど重くもないんですよね。
 たぶんあちこちに樹川先生らしいコメディ調のシーンがあって、それでバランスをとっているせいかと。
 重すぎてへこむことなく、困難を受け入れ続けるヒロインの姿には涙できるというお得仕様です。


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  バンダル・アード=ケナード 運命は剣を差し出す2 <C・NOVELS・駒崎優 著> H17.10.11

 なぜいきなり2からのレビューを始めちゃってるのか。
 それは2がめちゃくちゃツボだったからです。トキメキMAXだったですよ。
 
 ガルヴォとエンレイズは絶賛交戦中。
 主な戦場を、二国の中間にある中立国モウダーに置くことで、互いに大きく国力を損ねることなく、長い間戦いは続いていた。
 その戦争の主役になったのは、長く自国にいて実践を知らない正規兵ではなく、戦いを生業として暮らしてきた傭兵達であった。
 傭兵隊(バンダル)・アード=ケナードはエンレイズ軍の中でも高名な傭兵隊の一つである。
 ある時隊長であるジア=シャリースは戦場で足に怪我を負ったため、雇い主の命で置き去りにされた。
 一人取り残された戦場跡で、彼は医者であるヴァルベイドと出会う。
 ヴァルベイドはジア=シャリースに手当と報酬を支払うから、自分に雇われて欲しいと頼む。彼は商人の妻殺しの罪を着せられ、追われているのだった。
 二人ではぐれてしまったバンダルと合流するための旅が始まるが、実はジア=シャリースにも賞金がかけられていることがわかり……

 というのが一巻の内容でした。
 ヴァルベイドが大変なことになっているところで、一巻は終わってしまうのですが、なぜか二巻は過去編です。
 ヴァルベイドとシャリースではなく、バンダル・アード=ケナードの物語。
 というわけで一巻を読んでなくても読めます。
 一巻読んで一年以上の間を空けていた私でも読めました。
 ラストにちょこーっとだけ、一巻の続きが出てきますが、ホントにちょこっとだし。上記の内容ふまえてれば大丈夫。
 それで、二巻の内容はというと……

 バンダルと旧知の仲である商人から一人の異国の青年を紹介される。
 信頼できる筋の紹介のため、その青年を雇うことにしたシャリースだったが、その青年は変わった青年だった。
 顔面の半分を覆う入れ墨、極端なまでの無口さ、感情のなさ。従順すぎるほど従順で、恐ろしいほどの剣の腕。
 青年には異国の発音ができなかったバンダルの面々のため新しくマドゥ=アリ(狼の意)と名付けられた。その不気味さから恐れられ、またまた不器用なほどに世界を知らないマドゥ=アリとバンダルの仲を取り持とうとシャリースは頭を悩ませる。

 様々な任務をこなしていき、そして何よりもエルディル(シリーズのアイドル、白き狼)と出会い、マドゥ=アリがうち解けていく様子が非常にかわいいです。
 そして明かされる衝撃(というほどでもないかもだけど)の過去。くぅ〜、マドゥ=アリ本当にツボだなぁ!
 さらにはシャリースへの懐きっぷりは半端じゃないくらいで。後半のとあるシーンはもうホント大好きです。マドゥ=アリがシャリースにたった一つ望んだこと――
 とにかくマドゥ=アリが不器用で、いちずで、かわいい!
 また、バンダルの次から次への任務の様子もどうなるんだろうと、わくわくさせてくれます。
 ちゃんと一巻から読むのが正しい読み方なんでしょうが…… これは二巻だけでも本当に楽しめると思います。
(注:お話は三巻で完結。シリーズ自体はまだ続くそうです)


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  ブギーポップ <電撃文庫・上遠野浩平 著> H14.1.27

 ついに来たって感じですね。大ヒット作!!世界観が大好き。
 読むきっかけが評判だったくらいの人気作。書店のあちこちに「ブギーポップは笑わない」のイラストがありました。
 それでそんなに面白いって連呼するなら読んでやろうじゃないかって。
 今思うと厚かましい。正しいのは読ませていただく?
 アニメも見ましたよ。一話は見逃したけどあとは全部。
 しかもビデオにまで録画しましたよ。
 (しかし母に消されてしまうのであった。使用禁止って書いてあったのにぃ)
 好きな話はというとやっぱりというか何というか「パンドラ」
 この手の話大好きなんですよ。仲間と何気ない日々の幸福?ちょっと違う?
 自分たちにしかできないこと?それも違う?とにかくそういうの。
 同じ理由で「ホーリー&ゴースト」も好きですね。
 あとは「ペパーミントの魔術師」かな。これには複雑(?)な理由があります。
 友達にやってもらった性格診断が軌川十助だったのです。
 それで十助好きになっちゃって。そのまま連鎖的に好きになった、と。
 あとキャラで好きなのはスケアクロウ!だんでぃ!
 でもこれにはアニメの影響があるかな。岸田さん(わからないですもう)好きだし。
 純粋にすきかなっていうのは竹田先輩とか。炎の魔女一族(笑)
 基本的に一話で消えていくキャラが多い上、みんな魅力的なので全て挙げるのは不可能ですね。
 「パンドラ」とか「ホーリー&ゴースト」に出てた人はほとんど全員好きだし。
 個人的に気になってるのが実写版の映画。
 結局見てなかったのです。でも今思えば見ておけば良かったかな。
 実写ってどうなってるんだろっていう疑問点多いし。
 ブギーポップのワイヤーさばきとか実写でうまくできるのかとか。
 でもだからこそあんまり見たくなくもある。
 実写でファンタジー(?)の要素が入ってるのってちゃっちいこと多いし。
 いや、ハリポタとか指輪物語とかは面白そうかなって思うけど。
 ショックを受けたらやだなぁとも思ってしまう。映画の感想聞いたことないし。
 まで作品の本質は小説ですからね!
 小説が面白ければそれでいいのだ。

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  ブラインド・エスケープ <富士見ミステリー・樹川さとみ 著> H16.3.22

 読む前は結構否定的でした。
 だって、あらすじの所には
 ――あなたは、誰かの手を、離せないと想ったことがありますか?
 って書いてあったんですもん。ええ、どうせ、無いですよ。
 なんとなく、甘いお話なのかなーと。
 愛を前面に押し出す、ラブ中心のお話はどっちかというと苦手。
 この一言は、十分に私の苦手意識を刺激してくれました。
 ためらいつつも冒頭を読む。………。
 うわー、さすが樹川さんだよ! 面白すぎる!!
 最初は、全くのコメディ路線でした。しかしそのままコメディと思ったら大違い。
 だいたい話の筋からして、誘拐がテーマですから(あれ? テーマかな?)
 突然見も知らぬ男性に誘拐されるヒロイン、青野由貴。
 しかし、この話のヒーローは誘拐犯、高嶋要。
 逃げる2人に追ってくる謎の刺客。(&警察?)
 マジで命がけです。そして「オレがお前を守る」と。
 そんなお話です。え? 誘拐して守るも何もない? 
 そこはそれ、いろいろ事情があるのです。とりあえず、高嶋くんは悪役じゃないですよ。
  このお話の一番の魅力は、前述のコメディ的要素ではなくて、そのスピード感。
 主人公達はずっと逃げまどっているのですが、その辺すごくテンポが良い。
 つまり、読んでいて引き込まれやすいです。
 次々と展開していくのが、逃亡劇に非常によく合っているんですね。
 なんだか、そう言う系の映画でも見ている気分です。
 冒頭のコメディでがっちりハートをつかみ、そのままテンポ良く乗せていく感じ。
 あー、演劇とかによくあるパターンだなぁ。最初踊ったり歌ったり殺陣だったり……←関係なし
 それから、サブキャラの立古白雪(男)がナイスキャラ。
 盗聴マニアならぬ、傍受マニア。おいしいです。重要な役だしね。
 うん、彼の存在があるから、この話は面白いんだと思いますね。
 ただ、オチはちょっとごちゃごちゃしていてわかりにくかったなー。
 お父さんではなく、謎のおじさんの方。(読まない方にはわからないように、ね)
 今でも、ちょっと解りきってないかも。彼が改めて登場する意味はあったのか……。
 でも、総評としては結構良いかな。一冊限りの話だし、手を出しやすいかと。

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  魔界戦記 ディスガイア PS2 H16.2.8

 至上最凶のやりこみシミュレーションRPG。
 すでに2週目の緑華ですが、まだまだやりこみはたりません。
 レベルは100越え当たり前の世界なのに未だ70位だし。
 面白いです、結構。
 ストーリーがね、笑えるし。勝手に盛り上がってるというか何というか。
 お笑い街道一直線?
 うっかり2年間お昼寝していた間に、魔王のお父さんが死んでいた!
 さらに空いたその位をめぐって覇権争いまで開始されていて。
 時期魔王は自分だと思っていたラハールさんは、これに怒り、魔王候補に名のりをあげる。
 と言う話ですけど、城に残った家臣達のやる気のなさが最高です。
 一話ごとに次回予告がついていて、それがまた。
 後半は人の期待裏切りまくり! 次回予告は最高です。
 一つ難点を言えば、ストーリーの後半で後から登場したキャラに全部話を持ってかれる点でしょうか。
 主役のはずのラハールさんの影が薄い。これは痛い。
 また、後半登場のキャラが魅力的じゃないし。某一名除いて。
 そう! その某一名、カーチスさんが最高です!
 某有名キャラに似たそのマスク、クールでかっこいいのに無駄にゴードンにこだわるダメっぷり。
 あんなザコを信じちゃダメだよ! 
 しかも、いい笑いを持っていくんですよね、彼。もうMVPですよ。
 後半、彼が熱血してるだけで腹筋がやばいことに。
 限りなくラブです。
  システム的にも今回面白いですね。
 やり込み要素が多く、そしてやり込みやすく作られています。
 マルチエンディングのおかげで繰り返しプレイにも目的を持ちやすいし。
 また、今回おまけダンジョンが非常に多い。だからレベル稼ぎの場にも困りません。
 そして、用意される多彩な職業と、武器ごとに変わるグラフィック。
 これ、剣一つとっても、細かく変わるんですよ。同じ名前の剣でもレア度が高いと色が変わったりして。
 ものすごく細かいです。
 レベル稼ぎが楽しい、非常にいいゲームだと思います。
 現在は隠し職業を出すためにレベル稼ぎ。
 結構厳しい条件ですが、ただレベルを稼ぐのではなく明確に目標があるので飽きにくいです。
 さらに敵のレベルも議会で調整がきくし。
 この議会もいろいろ隠しがありそうで面白いですね。
 いらないアイテムの消費もできるし。
 長期プレイに非常に向くゲームだと思います。

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  悠久幻想曲<シリーズ>PS・SS

 緑華が今までで一番好きなんじゃないかとか思ったりもしてみたくなるゲーム。
 育成系(恋愛もの含む)が好きな人には限りなくお勧め。
 友情育成シュミレーション。男女間に友情は存在するのか!?って感じです。
 実際は……なんだかあんまり存在してないような気もするんですけど(笑)
 シリーズともに、仲間とともに住人の依頼をこなしていくという形ですが……
 1は自分にかけられた容疑を晴らすために、2は自分の部隊を存続させるために。
 3は……仕事だから?(笑)いや、3はシステムも大幅に違うのでね。
 やっていくうちに仕事に愛着がわいていく  キャラも個性的で可愛くてイベントも多いです。
 シリーズも既に完結済みで今更って思う人もいるとは思うけど……良い物は良い!
 mooさんの絵が可愛くて可愛くて。
 イベントもただドキドキ系のがあるだけじゃなくて笑わせてくれるのもたくさんあります。
 特に2のストーリーは感動もの。何度もエンディング見て泣いちゃいました。
 3はシステムとかが一変してちょっと難しくなった気もするのですが……(まだグッドエンド見てないし)
 でも普段の何気ない会話がおかしくて可愛くて。
 最高です。こういうタイプの育成系で私がプレイした中で一番おもしろいゲームです。
 3の主人公であるルシードさん最高!声も良い〜〜(石田彰さん)
 1のピート(大谷育江さん)も良いです。イベント「月明かりの下で」爆笑なんです。
 あれはアレフ(子安武人さん)がおもしろいのですが
 もちろん女の子も可愛い子がいっぱい。メンバーは女の子の方が多いですし。
 ネコミミ少女やメイドさん(の様なもの)までそろっていると言う……(笑)
 でも本当に普通に男女ともに楽しめるゲームだと思います。

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  ラジアータストーリーズ PS2

 とにかく面白かったッ!
 コメディなノリが楽しいRPGです。
  主人公ジャックは騎士になるための試験を受けるが、初戦で貴族の娘で騎士になるための英才教育うけていたリドリーに圧敗。
  しかし英雄だった父の七光りで入団。リドリーと同じ団に配属される。
  脳天気だが負けん気の強いジャックと、不器用でリドリーはけんかが絶えないが温厚な団長ガンツのもと、任務をこなしていく。
  しかし任務の途中偶然リドリーが瀕死の重傷を負ってしまう。
  彼女を救うため行われた霊継ぎの儀式。それは確かにリドリーの命を救ったが、しかし……

 前半はほのぼの、と言うよりはコメディ。ギャグ、とにかくギャグ。
 独特の間とユーモアな表情に、本気で笑わせて貰いました。ただし展開は結構シリアス。
 特に後半は、戦争が絡んでくるので考えさせられたりも。
 ただ、後半笑いが減った代わりにジャック成長したなぁと思わせるイベントがちらほらあり、それはそれで良い感じ。
 ストーリーは人間編か妖精編のどちらかに分岐(選択は自分で選べる)
 これから起こる戦争で、人間と妖精どちらにつくのかを決めなくてはなりません。
 もちろん選ばなかった方は敵になります。それまでともに戦ってきた仲間との敵対。
 特に妖精編ではそれが大きく描かれます。
 ストーリー自体は短めですが、人間編と妖精編両方やらないと見えてこない真実もあるため、2回プレイすると思えば問題ないかも。
 ただ、エンディング……特に妖精編はかなり納得のいかない展開でした。
 正直、意味がわからない。結局どうなったの? という感じ。
 人間編は逆に衝撃的すぎる展開。いや、私は別にそこまで気にならなかったし、納得してるし、これもハッピーエンドとして一つの形だと思うけれど。
 正直こんな展開認められないって人もいるかも。全てが丸く収まる大団円、では決してありません。
 それ故、第三のエンディング−真エンドがあるのではという意見もありますが今のところ真偽は不明。

 仲間は170以上! ただし前述の通り敵陣営の種族は仲間にできません。
 最初は仲間でも陣営を決めた時点で抜けてしまいます。
 しかしそのことを考えても、結構な人数です。個性的なキャラも多く仲間集めだけでも楽しい。
 戦闘に参加するのは4人。戦闘自体はオンラインを意識した作りで操作できるのはジャックのみ。
 アクション性の高いバトルです。
 (ただし、仲間にある程度の命令はできます)
 戦闘はなかなかだったけど、レベル稼ぎはあまり楽しいと言うほどでもなかったです。
 たぶんジャックのスキルが付け替え性だったのが原因かと。
 スキルレベルを上げても、装備みたいに付け外しするので、稼げば稼ぐほどどんどん強く! という感じではないんですよね。
 その代わり戦闘中でもメニュー画面が開け、まさに状況に応じての付け替えができます。そこは素敵。

 後、特筆すべきは蹴りシステム!!
 道ばたに落ちてる石ころから、人間、棚、何でも蹴れます。ジャック、育ち悪すぎ。
 人間は2回蹴るとけんか(バトル)になることも。当たり前だ、蹴ってるんだから。
 でも、これがかなり痛快。ついつい他のゲームやっていても蹴りたくなってくるんです。

 序盤のセーブポイントの少なさ+セーブポイントに行くとイベントが強制発動することがある
 ゲーム内で24時間流れるのは、キャラの個性がよくわかってとても良いけれど、
 ある程度好きな時間までとばせるシステムがあると尚良かった
 (決まった時間に起きるイベントがある為)
 などと欠点もいくつかありますが、私的総評価はかなり高ランク。
 イベントだけでなく、ジャックのノック(普通にドアを殴ってノックする)、仲間の必殺技などにも笑いポイントが。
 クリア後のエキストラダンジョンなどまさに笑い。
 ここまで笑わせてくれるゲームってあんまりなかった気がします。ラジアータ、万歳!
 
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  楽園の魔女たち <コバルト文庫・樹川さとみ 著> H14.6.14

 かーなーり!面白いッス。惚れたのはかなり昔なんですけど。今更書くのか?でも書いた。
 4人娘がお師匠様の元で魔女の修行をするコメディ。楽しすぎです。
 最初は図書館で読んでたんですけど、新刊はいるのが待ちきれなくてついに自分で買ったという。
 最初はファリスが好きだったんですけど今は断然サラちゃん。
 マッド・サイエンティストぶりがたまりません。
 私が無口・無表情キャラを好きになったのは、彼女がはじまりです。
 あとごくちゃんも好き!昔ごくちゃんカタパルトなるものを友人と想像して遊びました。
 ナハトールも好きです。彼はかなりイイ男ですよね。近所のお兄ちゃんにほしい……。
 特にお気に入りは「賢者からの手紙」の”乙女たちの戦場”。
 あれで楽魔女に惚れたと言って過言じゃないです。て言うかそう。
 それから「この夜が明けるまで」「課外授業のそのあとで」
 一番は……「課外授業〜」かな。そしてこれでサラに惚れたんですね。
 ず〜っと爆笑しっぱなし。わくわくしたし。こんな先生ほしい。(さっきからほしがってばっかり)
 あーあとガイド君も好き。(あえてこっちで呼ぶ)じじむさいキャラも好きだなぁ。
 私が思うに、何よりこの話のすごいのは飽きないってことです。
 普通、特にコメディは1度読むとだんだん飽きてくるんですよ。
 たまに読むとすごく面白いんだけど、手元に置いてしょっちゅう読み返すと飽きる。
 でも楽魔女は違うんですよ。もちろん読むたびに最初ほどの笑いは起きないんだけど、でもすごくわくわくする。
 テンポの良さがそうさせるんでしょうか。
 「課外授業〜」なんて読み過ぎて、展開わかってるのにわくわくします。
 そしてまた読みたいと思ってしまう。本当に不思議です。
 少女小説の割に男性読者が多いというのも頷けます。
 だっておもしろいもん。樹川先生はほかにも面白いものをいろいろ書いてますね。
 オススメは「箱のなかの海」かな。大好きで尊敬してます。

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  ラグナロク オンライン H14.11.3

 友人に勧められはまったオンラインゲーム。
 てゆーかオイラ受験生なんですけど……。あはは。
 でもサイコーに面白いっ!!
 今ベータ版をテスト中で無料でできるんですね。
 だけど今月(11月)末には有料化……(泣)はまったばっかりなのにぃ〜。
 最初の三ヶ月は月、900円なんですけど次からは1500円なんで。
 貧乏学生のオイラにはちときつい。面白いのになぁ。
 900円のままなら絶対続けるんですけど、1000円超えるのは悩みどころです。
 だってさー、オンラインの通信料にプラスでしょ。
 1500だったら2.3ヶ月で新しいソフト買えたりするし。
 そしたら、それで遊んだ方が通信料もかかんないし。
 まぁネットゲームの最大の良さである、キャラの向こうに生身の人間が居るって言う感覚が、味わえませんけど。
  ラグナロクはジョブがいろいろ(6種×2)あって
 装備品によってもグラフィック変わるし、
 元々最初のキャラセレクトからして髪型と色を自由選択で
 自分と同じ格好のキャラってなかなか居ないし
 (他のネットゲームをやったことがないのでそれが普通なのかもしれませんが)
 いいかんじなんですよ。敵もかわいいのが多いし。
 全体的に質がいいなぁと思います。
 ただよくサーバーが込んでるらしくて、接続に時間が掛かったりするんですけど。
 それさえ除けば、キャラの成長もポイント割り振り制で自由度高いし
 ゲーム的にはかなりオススメ。料金の話さえなければ。
  ああ、後ラグナロクは最初のアカウントの時に性別を登録して
 その性別のキャラしか選べないので、だまされなくていい感じです。
 まぁなかには嘘ついてる人もいるのかもですけど、たいていは見たまんまの性別なんで
 その辺もいい感じかな。最初は同性の人とのコミュニケーションの方が安心できるし。
 ま、それはオイラだけかもしれないけど。そんな感じです。

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  ラ・ピュセル〜光の聖女伝説〜 PS2 H14.2.3

 あの日本一ソフトウェアのRPG。緑華はマールプレイ済みです。
 (リトプリはまだだけど貸してもらうのさ)
 発売したばかりだから当たり前ですがまだ始めたばかりです。
 しか〜し!キュロット君可愛い…じゃなくて面白いです。
 やっぱりね、全体的にキャラが生き生きしてるし可愛いですよ。
 悪魔祓いのプリエが伝説の光の聖女目指してがんばる話ですが。
 全体的なノリはコミカルなんだけど、光の聖女の敵、闇の王子の存在とかシリアス目な部分も。
 でも、どっちにせよドットキャラのアクションが細かくて、非常にかわいい。
 今時2Dの方が逆にいいと私は思う。3Dもいいけど全部がそうだとつまらない。
 戦闘もこういうの好きなんですよ。シュミレーションは苦手だけど。
 まぁそれはレベルを稼げばいいし。
 仲間による支援システムもいいですね。タコ殴り(笑)
 魔法とかの使えば使うほど強くなるっていうシステムも好きなんですよ。
 レベルを稼ぐ楽しみっていうか……基本的にレベル稼ぎ好きなんで。
 だから逆にレベル稼ぎがつまらないゲームはそんなに好きじゃないし。
 前述の通り好きなキャラはキュロット君ですが(1人レベルが高い。みんなと10違う<笑>)
 ここのメーカーの特徴というか全員可愛いんですよね。
 あと敵モンスターの名前がすき。なんか妙に。
 「いつの日かプチ」とか「すでにプチ」とか……
 名前で勝手に妄想します(笑)うちには「いつの日かプチ」がいるのですが
 こいつはプチになるのが夢で、でも敵は「すでにプチ」(笑)
 同じプチながらかわいそうだなぁとか。
 何気ないトコが可愛いです。モンスターはビッグベアシリーズがお気に入りですね。強いから。
 あっとー獣好きとして語らねばならないのがショコラ!
 マールとかでもよく出てくる感じの猫ですが……かわいいぃ〜
 ”それにゃ””いただきにゃ”極めつけは”おうにゃー”!!
 ハイパー可愛いです。めろめろ。弱いけど一生懸命育ててますよ。でも弱い。
 クロワも結構すき。ストーリーを進めていく上で何故か。プリエが一生懸命だったからか。
 強かったからという線もありますね。や、かっこいいし彼。
 しかしいつまでたっても魔界に行けないのは何故でしょ。
 魔界値簡単に上げる方法ないかなぁと探す日々です。

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  竜が飛ばない日曜日 <角川スニーカー・咲田哲宏 著> H14.2.3

 ずいぶん昔に図書館で読んだ本。
 古本屋で久しぶりに発見したので読んでみる。
 結構内容って忘れてるモノですね。どうなるかわからなくてドキドキしました。
 親友の死の謎を追う羽井貴士と、一日が二回繰り返すようになった藤谷瑞海。
 2人は突然現れ世界を支配した竜の存在に疑問を感じ、戦うことを決意する……
 ってのがあらすじかなぁ。戦うって言っても戦闘じゃありませんが。
 普通の現代にファンタジーな竜が突然現れ、しかもみんな疑問を待たない。
 それどころか、エサになりたいとか言い出す始末。
 そんな中謎解きをしていくのですが……
 結構ストーリー二転三転します。
 だから先が読めない。何が本当の真実かは最後までわかりません。
 単に私が馬鹿なだけかもしれませんが。(いやそんなことはない、はず……)
 ラストは切ない終わり方をします。
 登場人物達の友情が切ないのです。思わず泣けます。
 個人的に好きなのは小城竜裕くんですが。
 でも、嶌田利秋くんも結構良いかな。最後まで読むと彼の評価はぐっとあがるはず。
 彼の心境を思いやって行動を推し量ると、かなり来るモノがあります。
 まぁ、基本的にこの話はぐっと来るところ(主に中盤から)満載なのですが。
 そして読み終わった後でカラーページを見返すと、また来るんだなぁ。
 さすがにいろいろ来るだけあって、第四回角川学園小説大賞優秀賞を受賞しているらしいです。
 納得。
 厚さもそれほど無いので、気が向いたら読んでみると良いかもですね。

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  ワイルドアームズ2ndイグニッション PS H14.1.20

 これも有名なRPGのシリーズですね。
 英雄をテーマにした話で、銃士隊の青年アシュレーがある事件をきっかけに緊急任務遂行部隊「ARMS」に抜擢されます。
 英雄にあこがれていた彼は、そこでファルガイアの危機と戦う、まさに英雄的な立場になるわけなんだけど……
 そこでわき上がる英雄とは何か、と言う疑問。
 と言うか、ある意味アシュレーは英雄にはなりきれない立場でもあるという。
   クリアしたのは結構最近です。
 と言っても入手したのはずいぶん遅い時期でしたので発売からずっとだらだらやってるというわけではないです。
 プレイ中と言うことでまだわかってないことも多いのでちょっと説明文じゃなく書きます。
 えっと……リルカ可愛い。←それだけかい!!
 個人的には1の時の方が好きかな。ロディファンだったので。
 わざわざ2と銘打ったし1のことはまた後で書くかもしれないので語りませんが、
 やっぱり1のが楽しかった感があります。
 あっでも戦闘はおもしろくなりました。1の戦闘シーンのキャラはちょっとどうよ的に感じていたので。
 魔法も使えまくりなのはよいですね。
 しかし緑華には雑魚はすべて通常攻撃のみで倒してしまう癖があるのであまり意味がないですが。
 現在のパーティは上からリルカ・アシュレー・ティムの魔法主体メンバー。
 のくせに通常攻撃のみ。ほとんどアシュレーが倒してます(笑)
 ティムだけはガーディアンロアのために時々魔法でとどめを刺させてますが。
 だけど今回アーム意味なしですね……。ブラッド使わないのが悪いと言えば悪いんですけど
 でも主人公がアーム使わない方が強いってのは…。うーん。
 でも個人的に変身ヒーロー(?)は好きかな。別に変身がやなわけじゃないですよ。
 あの圧倒的な強さは気持ちいいし。ふはははははっ!オレサマ最強!!的で。
 (アシュレーが、じゃなくて私がね。アシュレーそんなんだったらやだわ)
  ティムがメンバーに入ってからずっと例のパーティで(可愛い順ですかね)
 マップ上にはリルカが定説だったのですが……
 マリアベルが仲間になってしまいちょっと困りもの。だって可愛いから使ってあげたいじゃないですか。
 でもここまで来たらこのまま行きたい気もするんですよ。でもレッドパワーも物によっては使えるっぽいし。
 とりあえず今はマップ上がマリアベル。走る姿が愛らしい(笑)
 そして4つのレイポイントを解放するところでいきなりガーディアンにやられてました。
 やっぱりミラーコート使ってるやつに普通に魔法打ち込んじゃダメですね。←バカ
 でも魔法使えないとホントに弱いメンバーなんだよなぁ。しかし変える気はない。
 あっでもマリアベルなら入れても良いかな。そういうときのみティムと入れ替えるってのもありかもしれませんね。
 まぁそれは属性リングで解決。今はてってこてーと怪獣カード集めてます。ぐれーたーびーすとがつかまらない〜。
 (どうやらストーリーを進めるのが足りなかったもよう)
 でもアガチオンは制覇。ふふ。ひたすらあちこち走ってました。がんばったなぁ。
ここからネタばれの危険。未プレイの方立入禁止
 ところで……一つ気になることがありまして。それはラスボス戦。
 変身はもう毎度のことなので気にはなりませんでしたが、髪はー。
 だってあれもうアシュレーじゃない!あんなのはアシュレーとは呼べん!
 髪の色が一緒なだけの別の人かと思った。
 しかもアシュレーにロン毛は似合わない気がしません?
 個人的にロン毛はあまり好きじゃないです。もちろんそれでも好きなキャラもたくさんいますケド。
 あとはちょっと悲しかったのがエンディングかな。別に問題があったわけじゃないけど。
 ちょっとクリア後に出かける用事があったのであの長いエンディングは辛かった。
 もうナレーションはいいから!とか思いましたよ。しかも字が自動で流れるの苦手なので
 早くしろ〜って無駄とは知りつつボタン連打。しくしく。せっかくのエンディングだったのに〜
 でもね思い起こせば楽しかったしね。結局ブルコギドン倒すのはあきらめてしまったのだけど。

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  ワイルドアームズ アドヴァンスドサード PS2 H15.10.26

 最初で最後の(?)プレイ日記をつけたソフト。
 日記を読み返しながら評価をすると……前半盛り上がってるんだけど後半はだれてる気が。
 途中から忙しくなっちゃってあんまりプレイできなかったり、脇道にそれまくってたりしてたせいでもあると思うのですが。
 個人的な感想としては、ストーリーがあんまり面白くなかったような気がします。
 行方不明の父を捜すため、荒野を旅する渡り鳥になることを決意したヴァージニア。
 持ち前の正義感で首をつっこんだ列車強盗事件で、出会った仲間とともにパーティを組むことに。
 仲間の一人、バスカーであるギャロウズの祖母から、星を守るガーディアン達と交信する力を預かることになり
 その辺から次第に様々な事件に巻き込まれ、星が荒野になったわけを含む大きな謎に迫っていくわけです。
 こうやって書くとそれなりなお話なのですが、なんかいまいち。
 なぜなのか考えてみたんですが、まずテーマを訴えすぎなトコに問題があるのでは、と。
 “想い出”がテーマなのでセリフにしょっちゅうこのフレーズが出てきます。
 記憶も記録も情報データや姓名ですら“想い出”という単語に言い換えられています。
 はっきり言ってうざい。普通でイーじゃん、とか思っちゃう。
 そこかしこで使いまくるよりは、肝心要だけ使った方がインパクトが出ていいと思うんだけどなぁ。個人的解釈ですが。
 ラストになるにつれて出てくる回数も増えてる気がするし、それにそういうものをすべて”想い出”でくくってるからセリフがワンパターンなんですよね。
 言い換えずに(ある意味言い換えすぎ)ずっと使ってるから飽きてくる。
 ストーリーの流れ的には、決して悪くないのに気分がだれてくるのは、おそらくそれが原因。
  あとは、今回、魅力的な敵キャラがいませんでしたね。(ファンの人すまん)
 っていうか敵がころころ変わるんだもん。
 ジェイナスとか裏設定はあるらしいですが、そんなのゲームに出てこなきゃ無いも同然。
 強いて言うならマリクは悪くなかったけど、最後あっけないって言うか。
 もっと掘り下げて欲しかったな。
 風呂敷広げすぎなのかも。なぜ戦ってるのか、わかるけど、わかんないキャラが多すぎなんだね。
 まぁ私に理解力がないだけかもしれんが、ならもっとわかりやすくして欲しいよ。
 こういう馬鹿なプレーヤーもいるんだからさ。
  そしてそれはちょっと味方にも言えるかなー。
 主人公達の中で一番良いのはギャロウズかな(ええっ!? ジェットさんじゃなくて?)
 彼は理解しやすいし、素直に好感の持てるキャラ。
 ジェットさんはグラフィックがかわいいし、一押しだったんだけど
 後半セリフに”想い出”連打でちょっとうざいっていうか何というか。
 それでも好きだけど。頑張って育てたし。
 クライヴもわかるようなわかんないような。
 前半、何かあるぞ何かあるぞと盛り上げておいて、実際は、え?それだけって感じ(失礼)
 娘さんがすっごくかわいいから、許せちゃう感じですが。
 ヴァージニアは、一番理解不能なキャラですね、個人的に。
 正義感ぶったその行動がうざいっていうのは、単に緑華の趣味だから置いといて。
 そこまで正義にこだわる必要はあったのか。
 そこまでこだわるなら、それなりの理由があっても良かったのかな。
 そういう性格、ですませるのも、まぁアリなんだけど。ただそういうキャラが嫌いってだけで。
  って、ここまで結構辛口ですが、もちろん良い部分もたくさんあります。
 特にシステム面はかなり良い感じ!
 アームを通常攻撃にしたのも良かったし(ボス戦における必殺技は欲しかったけど、ガトリングがあるから良し)
 登場人物すべてに固有グラフィックがあるのも良かった。
 フォントを変えてたりふりがなを振ったり、askシステムも良かったです。
 ダンジョン攻略は相変わらず楽しいし、ラストダンジョン(?)なんて最高だったし。
 馬に乗れるのも、飛行できる乗り物から、ミサイルが撃てるのもすごく面白かった(あんまり使いどころ無かったけど)
 システム面では歴代一番って言っても良いかも。
 つまり、ストーリーをとるかシステムをとるかってことなんですよ。
 ストーリーなら2。システムなら3。両方良いのが1、ってトコかな。

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  ワイルドアームズ ザ・フォースデトネイター PS2 H18.7.20

  なんだかクリアにものすごく期間がかかってしまったゲームでした。
 ……発売日に買ったのにな。様々な妨害やら何やらを受け、クリアまでに1年以上かけるという……
  そんな状態なのでまともな評価できてるか自信ないですが、まぁでもシステム、面白かったのは間違いじゃないと思いますし!

  わたしにとってのWAシリーズ最大の魅力はそのダンジョンの攻略しがいにあるわけです。
 今回操作キャラがジュードに限定され(それはでも別に気にならなかった)グッズもキャラ固有ではなく、ダンジョン固有へと変化。キャラ固有だった時の方が個性出たし、どのグッズを使えばいいのかから考えなくちゃだったので、パズル的楽しみは高かったような気も。
 代わりにジュードの基本アクションは多彩でした。2段ジャンプ、しゃがみ、スライディングetcアクション性に関しては以前より高くなったくらい。おかげでダンジョン攻略は今まで通り楽しい出来に仕上がってました。パズル性下がってアクション性上がってプラマイゼロ。
 個人的な好みで言うならパズル系の方が好きなので、そういう意味ではちょっと寂しかったりもしましたが。ミニゲームも完璧アクションよりだったし。
 まぁ、総評価として楽しかったですけどね。

  そして高いアクション性プラス。今回はアクションするたびにジュードがいちいち喋るんだ。それがものすごくかわいい! 特に失敗した時なんか最高ですよ!
 ジーンときたぁ(高所落下・着地時)びしょびしょだよ……(水落ち)限界、ギリギリっ(アクセラレイター時間切れ)とかもうすっごいかわいいんですけど。
 ジュードただでさえかわいいのに、何これ犯罪?
 グッズもどう見てもサイズ大きすぎるし。大きな爆弾一生懸命抱えてたり、身長ほどもある杖(剣、鍵)を振り回したり。
 ショタっぽさのアピールですか。ジュードかわいいなこの野郎!

  そんなわけでキャラはジュードが好きかと思いきや結構みんな好き。アルノーも弱虫なのに頑張っててかわいいし、ラクウェルは無愛想で不器用とかツボ押さえてるし。
 ユウリィは心優しい典型的ヒロイン要素を持ちながらも強さを見せたり、辛い過去を持ってたり。
 ただ、ジュードが戦闘ですごく役立ってたので、戦闘で使える子は自動的に愛着わきますよね。
 アルノーもボス戦には外せない子でした。使えるオリジナルのバリエーションが広い!
 ので、この2人を特に愛でたりしてました。ラクウェルは強いんだけど遅すぎるので役に立たない印象が。ユウリィは回復に特化しているのでいないと困るけど普段使えない、みたいな。
  戦闘と言えば今作はHEXバトルというシステムを採用。六角形マスを7つ配置(中心に1つそれを囲んで6つ)したフィールドで、全ての行動はフィールドに対して行われます。
 攻撃やオリジナル、アイテムはもちろん毒などのステータス異常、能力強化もマスごと。
 配置してあるマスの位置関係も重要でオリジナルと飛び道具(ジュード)以外は隣接マスにしか使用できなかったり。
 敵と味方の配置はランダム開始。
 味方が下手に中央に集まって戦闘が始まると一方的にボコられる可能性もあるので、運要素が強いと言う意見も聞きましたが慣れればそうでもないような。でも、序盤はきついかもしれない。

 いつものあらすじー。
  戦争によって疲弊してしまったファルガイア。
  シエル村唯一の子どもとして育ったジュードは、ある日よそ者の大人達に捕らえられている少女ユウリィと出会う。
  ユウリィを助け出すも失われる故郷、初めて目にする本当の世界。
  出会ったアルノーやラクウェルを巻き込みながら追われるユウリィを護るために旅立つ。
  ユウリィが追われている本当の目的も何もわからないまま……

  ……ごめん。序盤のストーリーあんまりよく覚えてな――うん、でもまぁ大体そんな感じ。
  あと、今思い出した! 今回闘技場が面白かったです!
 だって実況ついてたし。戦闘中、場面に応じて実況と解説がおしゃべりしてるんですよ。
 特に解説のボビーさんが確実に役立ってなくて楽しい。
 普通に戦うだけじゃなくて、いろいろ課題のついたバトルもあったり。
  セーブポイントで行えるミーティングもよかったな。
 この先の目的地からどうでもいい日常会話まで。カットインがコロコロ変わるので見てて楽しいし。
 しかし、イベントもほとんどカットインだったのは正直どうかと思う……
 戦闘前・中とかはカットインでいいんだけど、動きのあるシーンはちゃんとキャラに動いて欲しかった。
 いや、動くんだけれども、セリフの度に動きが止まってカットインが入るのですよ。
 それで会話だけカットインで行われるという……
 ちゃんと全部ムービー的に動いてくれるイベントもあるけどね。もうちょっとムービー多くてよかった。
  まぁでも、キャラもシステムもよかったと思います。ストーリーはそれほどでもない気もするけどね。
 でも、やってて楽しいからそれでもよし!

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